期限切れJPドメイン争奪戦の顛末 suspended

期限切れJPドメイン争奪戦の顛末

みなさん、こんばんは。

今回は期限切れのJPドメインの取得に関しての実例を記録しておきたいと思います。

●JPドメインをなぜ取得したいと思ったか

まず、今回のオールドJPドメインはかつて、地元観光地の公式サイトでした。
観光地の観光協議会が運営していたわけです。

ところが、(よくありがちな話ですが)全く更新・管理されずドメイン期限が切れてしまったらしく、
私が気づいた時にはアフィリエイトサイトに変わっていました。

被リンクも多く、TBPR(Googleツールバーページランク)も高いものだったので、アフィリエイターが取得したようです。

そのような状況でしたので、地元の役に立ちたいという思いもあり、
2年ほど前に別ドメインで地元観光地を紹介するサイトを立ち上げました。

しかし、被リンクがついているJPドメインも欲しいと思い、期限切れを虎視眈々と狙っていたわけです。

●JPドメイン取得の準備

JPドメインの状態については、JPRSで調べることができます。
http://whois.jprs.jp/

ここを見てsuspendedの期間が明ける日の午前0時を狙うことにしました。

よく利用しているスタードメイン
の、ドメイン新規取得のページをとJPRSを更新しつつスタンバイしました。

●JPドメイン取得!?

午前0時になってすぐ、スタードメインの新規取得のページ更新すると、該当ドメインは「取得できません」のメッセージが表示されます。
0時を回っているのにおかしいと思い、JPRSを確認してもsuspendedのままです。

0時10分くらいまで更新し続けていましたが、「取得できません」のままです。

suspendedが明けてからもしばらくは猶予期間があるのかと思い、半ば諦めながらページを更新すると「取得できます」の表示が!!
すぐに手続きを済ませ、JPドメインを取得することができました。

この時点で、0時25分ほどでした。

●whoisデータベースの更新頻度

スタードメインでJPドメイン取得後、すぐにJPRSを更新すると表示はsuspendedのままでした。

後から気づいたのですが、JPRSの更新はリアルタイムではなくタイムラグがあるようです。
しっかりと最終更新日時が表示されていました。

ドメインレジストラの中には、Whoisを元にして取得可否を判断している会社もあるようです。
そう考えると、スタードメインはそうではないのか、もっと更新の早いデータベースを持っているのか、真相は分かりません。

とにかくJPドメインを取得できたので、スタードメインさんありがとうです。

取得したJPドメインは、新たに立ち上げていたサイトに転送するようにしています。

これで、JPドメインの古いリンクをたどってくるユーザーさんにも観光地の情報を提供できるようになりました。

そして観光客が増えていけば何よりです。

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