税理士直伝の、Amazonアソシエイトの源泉徴収と確定申告

税理士直伝の、Amazonアソシエイトの源泉徴収と確定申告

税理士直伝の、Amazonアソシエイトの源泉徴収と確定申告

確定申告の時期になると、忙しく書類を作る方も多いのではないでしょうか。

専業の方はもちろん、副業の場合も一定の条件を満たせば確定申告が必要です。
ある場合は税金が戻ってくる場合もありますので、じっくりと計算すると良いかもしれません。

 

今回は、アフィリエイターの確定申告ということで、
Amazonアソシエイトの源泉徴収についての情報をシェアできればと思います。

 

今年も、友人(といっても10歳以上年上の方です。でもとても親しくしていただいている。)のスゴ腕税理士さんに、一緒に書類の仕上げをお願いしました。

Amazonアソシエイトに関しても申請の仕方を教えていただきました。

おことわり:大まかには全国共通だと思いますが、詳細な点は地元の税務署にご確認ください。

 

Amazonの手続きが変わった

今回、確定申告で悩むのはAmazon側での変更があったからです。

それがこちら。

http://affiliate-blog.amazon.co.jp/2013/12/chosho.html

支払調書の送付停止のご案内

Amazonアソシエイト・プログラムでは参加者様へ年度ごとに支払調書の送付を行ってまいりましたが、事務処理の簡素化のため2013年分より支払調書の送付を停止させていただきます。確定申告書等の作成に必要な源泉徴収済の所得税額は「支払履歴の確認ページ」からご確認いただけます。

必要に応じ画面をプリントアウトしてご利用いただくなどご対応をお願い致します。
―弊社による源泉徴収済の所得税額について
Associate Central(アソシエイトセントラル)の「支払履歴の確認」ページ

―紹介料獲得者情報について
Associate Central(アソシエイトセントラル)の「支払い先情報の変更」ページ

 

これまでAmazonに源泉徴収されていた場合は、支払調書が送付されていました。

しかし、今年から支払調書がないので、源泉徴収の証拠は管理画面の履歴のみとなりました。

そこで、今年行った手続きは以下のとおりです。

 

源泉徴収額を確認する

まずは源泉徴収額を確認します。

Amazonアソシエイトセントラルにログインし、ページ上部のメニューから「アソシエイトアカウントの管理」を開きます。

管理メニューの「支払い履歴の確認」を開きます。

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確定成果と支払いの履歴が表示されますので、その中から「Tax Withholding」を探します。
このTax Withholdingが源泉徴収額です。

一定の額以上の支払いが行われた時、Tax Withholding としてAmazonに源泉徴収されています。

一年間のTax Withholding の額を合計しておきます。

 

Amazonの画面をプリント

先ほどご紹介したAmazonの管理画面には、「画面をプリントアウトしてご利用いただくなど」と表示されています。

そこで、この文面と、Tax Withholdingの画面をプリントアウトします。

ブラウザの画面で、「Ctrl」と「P」を同時押しすると、プリントすることができます。

 

確定申告書Bに源泉徴収額を記載

確定申告書Bに、源泉徴収額を記載します。
(Amazon以外にもあればすべて合計する)

 

25年度の申告書Bであれば、44番の欄に金額を記入します。
(国税庁下記URLのPDF1ページ目・44番)
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/pdf/h25/02.pdf

 

添付書類の糊付け

添付書類台紙に先ほど印刷したAmazonのプリント画面を添付します。

25年度の申告書Bであれば、上記URLのPDF2ページ目

 

第二表詳細の記入

上記URLのPDF3ページ目(第二表)を開きます。

所得の内訳(所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額)」を記入します。

それぞれの情報を記入します。

所得の種類:
営業等

種目・所得の生ずる場所又は給与などの支払者の氏名・名称:
〒153-0064東京都目黒区下目黒1-8-1 ARCO TOWER ANNEX
Amazonジャパン

http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?ie=UTF8&nodeId=643004

収入金額:
一年間のAmazon報酬の合計

所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額:
Tax Withholdingの合計

 

まとめ

これでAmazon関係の書類作成は完了です。

友人の税理士さんはこれでいいと言っていました。

 

面倒な手続きや計算が必要ですが、会計ソフトを使うと計算や印刷が簡単で便利です。

最近の会計ソフトは、一度購入すれば安価で最新版にアップデートしてくれます。

やよいの青色申告などを使い印刷したものを税務署に郵送で提出するだけでOK。
混みあう確定申告会場に行かなくても良いのでとても楽ですよ!

税理士直伝の、Amazonアソシエイトの源泉徴収と確定申告」への4件のフィードバック

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