スマートフォンサイトの評価に関連するGoogleアルゴリズム変更とは

スマートフォンサイトに関連するGoogleアルゴリズム変更とは

スマホ対応サイトを運用しておられる方は要チェック!

Google公式ブログでアナウンスされている通り、
スマホサイト評価に関連のあるアルゴリズムの変更が行われるようです。

http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2013/06/changes-in-rankings-of-smartphone.html

アルゴリズムでマイナス評価を受けてしまうかもしれない事例が上げられていましたので、一つずつご紹介したいと思います。

 

Flashの使用

[quote align=”center” color=”#999999″]多くのウェブサイトがデスクトップ環境ではうまく再生できるのにスマートフォン端末で再生できない動画をページ上に埋め込んでいるのをよく見かけます。 例えば、再生に Adobe Flash が必要なコンテンツは iPhone やバージョン 4.1 以上の Android 端末で再生できません。[/quote]

ここでは暗に、Flashを使用している場合はマイナス評価になると言っている気がしませんか?
もちろん、全ての端末でFlashが閲覧できないのは不便です。
しかし、これまでGoogleはFlashではなくHTML5を強力に推奨してきました。

いろいろな思惑があると思いますが、Flashはデータの内容が分かりにくいという理由があげられると思います。

全ての情報を手に入れたいGoogleにとっては、高速に内容をインデックスできるHTML5のほうが都合が良いというわけです。

Googleはそのような情報を広告表示のために使いますから、
より精度の高い広告を表示するためにインデックスしやすいコンテンツを推奨していると考えることができます。

 

間違ったリダイレクト

これはPC向けの表示と、スマホ向けの表示を「別URL」で提供している場合です。

リダイレクトは「ページ単位で行う」ようにということです。

ページ数が多くなってくると、リダイレクトが面倒になってしまうこともありますよね。
いっその事、全てをトップページにリダイレクトしたくなるかもしれません。

しかし、全てをトップページにリダイレクトするのは、一番やってはいけないパターンです。

丁寧にページ単位でリダイレクトするようにしましょう。

全てのページをリダイレクトできない場合は、リダイレクトしないほうが良いかもしれません。
[quote align=”center” color=”#999999″]関連性の低いページにリダイレクトするよりも、リダイレクトをしないでそのコンテンツが載ったデスクトップ環境向けページを表示させる方がよいでしょう。[/quote]

Googlebot-Mobileの不適切な扱い

ユーザーエージェントを元にしてリダイレクトしている場合は注意が必要です。

公式ブログにも例が載せられていますが、
PC向けページとスマホ向けページ間を無限ループさせてしまうパターンです。

クローラーが使用しているユーザー エージェントは公開されていますので、設定は慎重に行いましょう。
https://developers.google.com/webmasters/smartphone-sites/googlebot-mobile?hl=ja

 

まとめ

このように、公式ブログではいくつかのポイントがあげられていました。

いろいろとGoogleに対して(不満も)あるかもしれませんが、
まずはサイトの設定でミスがない状態にしておくことが大切です。

どんな端末でも同じ情報が閲覧できるようにしておけば、ユーザーにもクローラーにも優しいサイトができると思います。

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