サイトのCSSとソースコードを丸ごとコピーされた!Googleに著作権侵害の申し立て。

サイトのCSSとソースコードを丸ごとコピーされた!Googleに著作権侵害の申し立て。

 

先日、私が作成したサイトが丸ごとコピーされてしまいました。

 

コピーサイトは海外のもので、英語圏のサイトです。
コンテンツの一部をスパムコンテンツに入れ替えており、不審なexeファイルを自動ダウンロードするサイトになっていました。

 

しかも、CSS(スタイルシート)や画像ファイルは、
こちらのサーバーからそのままリンクして使っているという図々しさ(笑)

 

私の元サイトのアクセス解析タグもそのままコピーされたので、異常にすぐ気づいたというわけです。

 

私の元サイトからの発リンクもコピーされているので、リンク元としても評価を下げそうなので早めに対処しました。

 

そこで今回は、コピーサイトに対処する方法を時系列でご紹介したいと思います。

 

外部からの読み込み停止

まずは、自サイトのCSSや画像ファイルを外部から読み込めないようにしました。

これでコピーサイトのデザインは崩れることになります。

 

htaccessに以下を追加するだけでOKです。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^http://(.+\.)?www\.ex\.com/.*$ [NC]
RewriteCond %{HTTP_REFERER} !^http://(.+\.)?ex\.com/.*$ [NC]
RewriteRule \.(gif|png|jpg|js|pdf|css)$ – [F]

 

コピーサイトに問い合わせ

コピーしている方の中には、著作権侵害についてあまり深刻に捉えていない方もいます。

そんな方には、問い合わせでコピーコンテンツの削除をお願いするようにしています。

 

それで対応してもらえれば、お互い丸く収まると思っています。
こんなケース

 

しかし、今回は問い合わせページもユニセフのサイトを丸ごとコピーしており、
問い合わせ先もユニセフになっているという悪質なものでした。

コンタクトがとれないので、Googleに著作権侵害の申し立てをすることにしました。

 

1度目の申し立て

Googleの著作権侵害申し立てフォームから、該当URLとその理由を送信します。

 

しかし、返答は「権利侵害にあたるURLではありません」とのこと・・。

CSSと一部のHTMLソースをコピーされているので、Google担当者も気づかなかったのかもしれません。

そこで、不服申し立てをすることにしました。

 

2度目の申し立て

不服申し立ては、フォームからではなくGoogleから届いたメールに返信する形で行います。

このメールで、冷静に状況を説明することが大切です。

 

フォームよりメールの方が、詳しい状況を説明することができるでしょう。
(フォームでは型通りの情報しか送れないため)

 

申し立ての受理

メールで不服申立てをした後しばらくして、申し立てが受理されたとの知らせが届きました!

ステータスを確認すると、こんな感じで承認されています。

 

実際に該当URLで検索してみると、検索結果にも出てこなくなりました。

 

DMCAの申請者名

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)の申請が受理されると、それが履歴として残ることになります。

この履歴の中には申請者名も含まれます。

 

たぶん、Googleアカウントのユーザー名が使われている(Googleにログインしなければフォームで申請できない)と思いますが、
それが公開されるということも覚えておいたほうが良いかもしれません。

 

当たり前の事ですが、ライバルサイトを消すために虚偽の申請をすることは法律違反です。

しかし、自サイトが著作権侵害された時にはこのような方法もあることを覚えておくと安心です(^^)

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